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宅建試験についての質問です。

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宅建試験についての質問です。

前面道路の問題で、平成17年問22と平成23年問10の問題が、同じことを聞いているのに回答が違うように思えます。
平成17年問22(1)
建築物の容積率の制限は、都市計画において定められた数値によるものと、建築物の前面道路の幅員に一定の数値を乗じて得た数値によるものがあるが、前面道路の幅員が12m未満である場合には、当該建築物の容積率は、都市計画において定められた容積率以下でなければならない。

答え:誤
前面道路の幅員が12m未満の場合には、①指定容積率と②前面道路の幅員×法定乗数のいずれか小さいほうが容積率となります。

平成23年問19(3)
容積率の制限は、都市計画において定められた数値によるが、建築物の前面道路(前面道路が二以上あるときは、その幅員の最大のもの。)の幅員が12m未満である場合には、当該前面道路の幅員のメートルの数値に法第52条第2項各号に定められた数値を乗じたもの以下でなければならない。

答え:正
前面道路の幅員が12m未満の場合には①指定容積率と②前面道路の幅員×法定乗数のいずれか小さい方が容積率になります。

私の考えでは、

①指定容積率と②前面道路の幅員×法定乗数のいずれか小さい方が容積率になるということは、①以下であり、②以下であるものが容積率になるかとおもうので
平成23年問19(3)の回答が正になるのは理解できますし、
必ず「都市計画において定められた容積率以下」になるのではなく、どちらか小さい方なので
平成17年問22(1)の回答が誤になるのも理解できます。

しかし実際にこの問題が出た際にどちらを回答すべきなのかがわかりません。

そもそも私の解釈が間違っているのか、ここがこうだからこっちの回答になるというのがあるのか教えて頂けますでしょうか。

 

 

 

 

 

 

回答
こんな風に考えてみる。

平成17年の問題文要約

容積率は都市計画か前面道路以下。12m未満は都市計画以下。

答え:誤

12m未満は都市計画か前面道路以下。(前面道路以下でもある)

平成23年の問題文要約

容積率は都市計画以下。が、12m未満は【追加条件】前面道路以下。

答え:正

12m未満は、「都市計画以下、かつ前面道路以下」