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千恵さんは20代で乳ガンを患い、結婚して娘を出産するものの、ガンが肺に転移してしまいました。
千恵さんは余命残り少ないなかで、娘のはなちゃんに何を遺してあげられるのか、自問自答しました。
千恵さんがはなちゃんに遺したもの、それは「みそ汁の作り方」でした。
千恵さんはガンになったことで、「食が体をつくること、食が命をつくること」に気づきました。
「生きる力を身につけてほしい」と、はなちゃんに「みそ汁の作り方」を教えたのです。
2008年7月、千恵さんはこの世を去りました。
それからはなちゃんは、みそ汁を毎朝作り続け、パパと一緒に朝ご飯を食べることに。それが千恵さんとはなちゃんが最後に交わした約束だったのです。